大谷石オブジェ製作過程
大谷石中目オブジェ台座
下が小さく上が大きい、斜め状の3段重ねの製品です。3つの穴は、下まで貫通されています。周りは、びしゃんたたき仕上げになっています。3段に合わせてからたたいています。
大口径にて切断
いつものように大谷石原石から形に合った寸法に切断します。
中口径切断機での切削
原石から切り出した大谷石を目的に合わせて切断します。
ドラムでの削り出し
中口径で斜めに切ったものの次の工程として、大谷石の上面を削り出します。この工程は、高さを寸法道理に厚みを決める工程です。
斜め切断
下から上へと斜めになっているので型に合わせて切断します。
加工した大谷石の移動
大谷石の角がぶつけてかけないように細心の注意をはらい、上部クレーンにかけた大谷石専門のくわえを挟み持ち上げて移動します。
丸みの粗どり
乾いた大谷石に赤い鉛筆ですみをつけて、そこから少し離れてあらどりをします。コヤスケというのみをあてがいハンマーでたたき、あら落としをします。くれぐれも中に食い込まないように。
すみ出し
3段積み上げて芯を出してから隅を出します。
極み部削り
線に近いところは、専門ののみでたたきます。
エアーのみのあら落とし
コンプレッサーでためた空気で動くのみを使用して、けずりだしていきます。
電動サンダーによる丸みつけ
あら落としした大谷石の、丸み部分をサンダーで整えます。
再度確認
形ができたので並べます。
表面仕上げ
寸法道理に完成した大谷石製品の表面を仕上げます。3こで1つの製品なので、のせてセット形にしたものから、びしゃんでたたきます。特に注意をするところは、大谷石と大谷石との合口をたたいた時にかどかけしないように強弱で仕上げていきます。
穴あけ
穴明機械であなを開けます。角欠けないように注意して水を使いながらあけていきます。
完成
寸法、仕上がりを確認して出荷です。