栃木県武道館
栃木県総合運動公園武道館
栃木県産で代表的な石:宇都宮市の大谷石、鹿沼市の深岩石、芦野市の芦野石が使われた武道館です。まずは、玄関エントランスには、深岩石がお迎えしてくれます。栃木県の公共の建物です。が今は、企業名が入った名前になっています。スポンサーとして少しでも県の収入になるためです。
玄関左面
入口にぐるりと深岩石が貼られてます。外部ですが庇(ひさし)があるので直接雨があたりは、しません。
風除室1
玄関から入ると風除室で外気の空気を遮断します。
風除室2
内部壁に深岩石が使われてます。縦長に張られています。
風除室3
反対側の壁石です。外部から内部まで一貫性があります。
風除室内部小窓
深岩石と同じ幅で壁サイドから窓があり、あかりを取り入れています。外の庭も見えるように、開口位置気を付けています。小口の取り合いは、小段仕上げになっています。
内部壁大谷石
大谷石細目コーピン仕上げと割肌仕上げが貼られてます。床から天井まで15段、4,5m貼られています。今、大谷地区で10か所程度採掘されていますが、その中の1か所の、目の細かいミソの少ない最上級の大谷石が使われています。比較的石焼けのしない白っぽい状態が続く大谷石細目です。
水のみ場アップ
大谷石の壁の一部をぬき、タイルを張りそこに飲料水をこしらえてます。
柔道場入口部
なんか所かの入場ドアーがあります。大谷石で奥行を貼り、扉になります。
メイン通路
武道館は、3か所あります。そこまでに行く廊下の両サイドの大谷石壁になります。
大谷石のコーナー仕上げ
先ほどの玄関入口同様に大谷石の小口仕上げも、小段加工仕上げになってます。そして大谷石との間には、目地が詰まっていなく
なにも入ってません。からめじです。目地は、5mmほど空いています。
当社ホサカ石材は、大谷石、深岩石、芦野石の栃木県産の石も加工して販売しています。サンプルもあります。問い合わせいただければご質問にもお答えしております。