大谷石割肌
原石大谷石スライス
大谷石約300×300×900の原石を6本台の上にのせて、40mm厚みにスライスします。大口径コーピンで切っているので、表も裏も平です。当社の割肌は、40mmから、加工始まります。
大谷石コーピン肌
スライスした大谷石を、スライス台からおろして、次の工程場所に運びます。大口径コーピンで、スライスは、下まで切りません。倒れてしまうので、少し残します。出てる部分は、コヤスケで落とします。
のみつき作業
先ほど、厚み40mmにスライスした大谷石を、作業台の上にのせて、3本歯チッパーノミで、はつります。2,3cmほどのかたまりを飛ばします。ほこりは、出ませんが、大きな音がします。はずった厚みは、20mmくらい。つきのこした厚みは、40mmで、20mmほどの段ちがあります。
割肌風大谷石表情完成
つついた跡が付きますが、ワイヤーブラシでこすり、できるだけのみ跡をぼかします。
沢山の枚数の大谷石
つついてるうちに角欠けなどが、おこります。多少、人によっても肌が違いますがそこもいいところです。これから、回りを切ります。
大谷石成形工程
300×900に切ります。かけたところを外して、成形します。機械は、山名式門型コーピンです。手前の切った小口の面で表面の凸凹感がわかります。
大谷石割肌の完成
この状態で放置して、乾かします。この後梱包して、出荷です。
当社工場は、大谷石加工工場です。いろんなお客様のニーズにこたえて加工しています。コーピン仕上げが、一番安くてポピュラーですが、コーピン仕上げから、いろいろな表情にもできます。