歯科医院の外壁・内装へ大谷石スライス貼付[施工事例68]
宇都宮市に新築で建てた歯科医院です。ちょっと遠目に見た写真です。壁の城、大谷石の独特の色合いがマッチしています。この建物はふんだんに大谷石を使用してもらいました。
建物一周200×200×20の大谷石を、縦6段メジ無しで貼っています。当社は切断をする際、直角・寸法を±1~0.5ミリ以内の精度に仕上げ出荷しています。その為このような貼り方でもメジずれが無く、全体寸法もピッタリおさまります。
建物コーナー部分はトメ合わせにしてあり、小口を出さない貼り方です。こちらもトメ切をする際、角度の精度を上げ、90度・45度・60度あらゆる角度に仕上げる事が可能です。
玄関の入口スロープも大谷石を貼りました。写真では見づらいのですが、乱形・乱貼りになっています。ジグソーパズルのように石を並べて貼っていきます。
四角い石ばかりではなく、乱形を使う事にうより床が引き立って見えます。こちらの現場では、職人さんがその場で石を割りながら貼っていきました。現場でホコリや音を出せない場合などは、当社で割り割付番号を付け、そのまますぐに現場で施工できるようにもできます。
こちらの写真は室内の仕切り壁です。コーナー部分は外壁と違い小口を見せる貼り方です。
建物内部の腰壁は200×200を4段積みにし、腰くらいの高さにしています。200×200サイズなので、タイル感覚で施工できます。こちらの壁は全て表面が平らなコーピン挽きを使用していますが、壁の一部ポイントに割り肌を入れるなどといった貼り方もあります。